研究内容
私たちの社会は今、地球温暖化やそれに伴う水害の発生など多くの課題に直面しています。私たちの社会に関する多種多様なデータを収集、蓄積、解析し、これらのデータから意味を導き出すとともに自然災害や人間行動など様々な現象の推定・予測技術を生み出すこと、またその技術を社会へ浸透させることを目標に研究を行っています。
具体的には、下記の3つの研究テーマを行なっています。
1. 都市に関する様々なデータの収集と活用
都市に関する多種多様な資源(環境、人流等)からセンサデータを大規模かつ高精度に収集・流通するためのセンシング技術の研究開発です。
2. 都市の異常を知るための解析技術の開発
上記で収集したデータを含め、都市に関する多種多様なセンサデータから、直接知ることのできない被害を把握・予測するための解析技術の研究開発です。
3. 異常発生に関するデータ流通基盤の開発研究
リアルタイムで被害の全体像を把握するため、様々な異なるICT/シミュレータを連携動作させ、異常を把握・予測するためのサイバーフィジカルシステムの研究開発です。
